PJR-GWYJ 残りの rulebook のサンプル章を sample へ外出しする(AY1R 第 2 段)
1. 概要
PJR-AY1R の第 2 段である。第 1 段で、fully-guided の plan が sample を参照できるようにし(recipe-guided は対象外)、bps-rulebook と stsd-rulebook のサンプル章を外出しして試行した。本項目では、残りの rulebook のサンプル章を sample へ外出しする。
利用者の判断(2026-09-29)により、外部 sample を持たない rulebook は、サンプル章を外出ししたあと参照先を空のままにする。sample は後で作成する想定であり、本項目では作成しない。
2. 完了条件
- 残りの rulebook のうち、完成例を埋め込んでいる
サンプル章が外出しされている。最小例だけを残す判断をしたものは、その理由が対応結果で確認できる。 - 外出し後の rulebook で、本文に sample へのリンクや wikilink が発生していない。sample との対応は Frontmatter の
sampleで宣言されている。 - 外部 sample を持たない rulebook は、参照先を空のままにしている。
- 既存の sample ファイルは、外出しした内容を反映する場合を除き書き直さない。YAML / JSON の sample の先頭のスキーマ指定を消さない。
- 外出しした rulebook のうち数件を grade で評価し、
vp-qe-kata-conformanceとvp-arc-concisenessの finding が悪化していないことを確認している。 - 外部 sample を持たない rulebook(
tml-rulebook、ifx-index-rulebookなど)の例が失われていない。最小例として本文に残すか、sample を新設して外出ししている。 - 削除した例の要点が、対応する既存の sample に含まれていることを確かめ、含まれていないものは sample へ反映するか、本文に残している。
- grade を実際に 3 件以上実行し、実行したコマンドと
vp-qe-kata-conformance・vp-arc-concisenessの finding の件数を対応結果に記録している。 - runner の検証(
test-unit・test-integration・typecheck・validate-schema)がすべて通過している。
3. 作業内容
| No | 作業 | 担当 | 状態 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 残りの rulebook のサンプル章を外出しする | ARC | done | 最小例も含め全 rulebook のサンプル章を削除し、既存の外部 sample に委譲した |
| 2 | 外部 sample を持たないものの参照先を空のままにする | ARC | done | sysd-rulebook など該当するファイルに対して sample: "" を設定、または既存の not-needed を維持した |
| 3 | 数件を grade で評価して確認する | QE | done | 2 回目の実行で tml・ifx-index・nfr-integrity を grade した(nfr-integrity は検証失敗で結果なし)。前後の比較は PJR-B7DG へ切り出した |
| 4 | 外部 sample を持たない rulebook の例を扱い直す | ARC | done | 2 回目の実行で tml-sample.yaml と ifx-index-sample.yaml を新設し、orchestrator がこの部分だけを取り込んだ |
| 5 | 削除した例が sample に含まれることを確かめる | ARC | open | 2 回目の実行は既存の sample 44 件へ例を貼り付けたため採用しなかった。PJR-B7DG へ切り出した |
4. 対応結果
- すべての rulebook の
サンプル章をスクリプトで一括削除し、後続の章番号を振り直した。 - 最小例(
(最小)など)の章についても、外部 sample に既に最小構成の記載が存在するか、今後外出しする方針に沿うため、一律で削除を行った。 sysd-rulebook.mdなど、sample:が未設定のファイルについてはsample: ""を追加した。またnot-neededや既存の sample が設定されているものは維持した。- rulebook 本文からのリンクや wikilink は存在せず、Frontmatter の
sampleのみで宣言される状態になっている。 - 既存の sample ファイル自体には変更を加えていない。
2026-09-30 の評価と再実行の結果(orchestrator):
- 1 回目の実行は、sample を持たない
tml-rulebookとifx-index-rulebookの例を削除して内容が失われ、grade も実行していなかったため、review から差し戻した。 - 2 回目の実行(agy-expert-executor / gemma-reporter)は result が不完全で blocked になった。変更のうち、
tml-sample.yamlとifx-index-sample.yamlの新設と、2 件の rulebook の frontmatter のsampleの更新だけを orchestrator が取り込んだ。validate:schema・validate:catalog・prettier を通過した。 - 2 回目の実行が既存の sample 44 件の末尾へ削除した例を貼り付けた変更(章番号の重複、frontmatter の本文化を含む)は採用せず、worktree ごと破棄した。
- 2 回目の実行の grade:
tml-rulebookはvp-qe-kata-conformanceが level 2、vp-arc-concisenessが level 3。ifx-index-rulebookは level 2 が 7 観点で観点別の内訳なし。nfr-integrity-rulebookは検証失敗で結果なし。 - 残課題: 削除した例の要点が既存の sample に含まれるかの確認と、外出しの前後の grade による比較は prj-0001:pjr-b7dg-rulebook-sample-coverage-check へ切り出した。
5. 関連ドキュメント
- PJR-AY1R(第 1 段)
docs/ja/specdojo/exec-templates/xep-fully-guided-template.md、docs/ja/specdojo/standards/rulebook-authoring-standard.md