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frontmatter
キー値
specdojo.idprj-0001:pjr-x40m-grade-previous-findings
specdojo.typeproject
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specdojo.rulebookspecdojo:pjr-rulebook
specdojo.part_ofprj-0001:pjr-index
specdojo.item_typetodo
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specdojo.ownerARC
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specdojo.due_on2026-09-30
specdojo.completed_at2026-08-30T02:55:39Z
specdojo.conclusiongrade plan の生成時に対象文書の既存 specdojo:finding コメントを解析し、rule / severity / message を前回の指摘として plan へ含めるようにした。level、score、verdict、finding ID、解消履歴は引き継がない。plan には前回指摘の解消確認、未解消 finding の再掲、前回指摘にない問題の検出、各 viewpoint の独立評価を明記した。評価結果を最新状態へ上書きする既存方針は維持している。

PJR-X40M grade plan へ前回の finding を引き継ぎ解消を確認させる ​

1. 概要 ​

再評価時に前回の判定結果を完全に上書きしているため、前回どの問題を指摘したかが agent に伝わらない。6 つの agent を比較したところ、同一文書に対する finding 件数は 1 件から 19 件まで分かれた。単独実行では agent ごとに網羅性が大きく異なる。

前回の finding を plan へ含め、解消されているかを確認させたうえで上書きすれば、異なる agent を順に回すことで指摘を積み上げられる。maintenance が修正した後に解消を検証する経路にもなる。

前回の level と score は渡さない。判定への引きずりを招き、前回が誤判定だった場合に固定化されるためである。指摘内容は事実として引き継ぎ、評価は独立して行わせる。

2. 完了条件 ​

  • 再評価時、対象文書に記録済みの finding が plan へ含まれる。
  • plan へ含めるのは finding の rule、severity、message とし、level、score、verdict は含めない。
  • 前回の指摘が解消されているかを確認し、未解消なら今回の finding へ含めるよう plan が指示する。
  • 前回の指摘にない問題も独立して検出するよう plan が指示する。
  • 各観点を独立に評価し、前回の観点割り当てへ引きずられないよう plan が指示する。
  • 履歴は蓄積せず、評価結果は従来どおり上書きされる。
  • npm run check が通る。

3. 作業内容 ​

No作業担当状態メモ
1引き継ぐ情報の範囲の決定ARCdonerule、severity、message に限定
2観点割り当ての独立性への対処ARCdone各観点の独立評価を plan へ明記
3plan 生成の実装ARCdone既存 finding コメントを読み取り
4効果の確認ARCdone単独実行との比較実験で効果を確認済み

3.1. 検証実験 ​

最も甘い判定を出した claude-executor に対し、gemma-expert-executor の finding 4 件を「前回の指摘」として plan へ追記して実行した。level と score は渡していない。対象は opr-batch-sample.md である。

指標単独前回指摘つき参考: gemma 単独
平均 level3.752.752.88
finding 件数154

claude-executor は単独では finding 1 件、平均 level 3.75 でほぼ問題なしと判定していたが、前回の指摘を渡すと 5 件、平均 2.75 となり、gemma 単独を上回った。引き継いだ 4 件はいずれも未解消と正しく判定し、blocker 級の指摘も維持している。

さらに gemma が出していない指摘を 1 件追加した。再実行上限の判断基準が未定義であるという内容で、これは claude-expert-executor も単独で指摘していた問題である。前回指摘の確認に埋没せず、独立検出が機能している。

agent を変えて繰り返すことで指摘が積み上がり、精度が向上することを確認した。

3.2. 観測された副作用 ​

前回の指摘がない観点で判定が甘くなった。

viewpoint単独前回指摘つき
vp-arc-cross-document-consistency2(1)4(0)

単独では Frontmatter の矛盾を指摘して level 2 としていたが、前回指摘つきでは level 4 となった。gemma が同じ問題を vp-qe-kata-conformance の観点で指摘していたため、そちらへ寄せたと見られる。実際 vp-qe-kata-conformance では level 1 と finding 2 件を出しており、問題自体は捉えている。

同じ問題がどの観点に分類されるかが前回結果に依存する。観点別スコアの安定性に影響するため、plan で各観点を独立に評価するよう明示する必要がある。

3.3. 論点の決定 ​

  • 前回の finding は本文の specdojo:finding コメントから読み取る。Frontmatter の specdojo.grade は件数の整合確認に用い、指摘内容の入力にはしない。
  • 解消済みと判断された指摘の履歴は記録しない。grade apply は従来どおり最新状態を上書きする。
  • 世代別の履歴は蓄積しない。未解消として今回の結果へ含まれた finding だけが対象文書に残り、次回 plan へ引き継がれる。

4. 対応結果 ​

  • grade plan 生成時に、対象文書の既存 specdojo:finding コメントを解析し、rule、severity、message を前回の指摘として plan へ含めるようにした。
  • plan に、前回指摘の解消確認、未解消 finding の再掲、前回指摘にない問題の検出、各 viewpoint の独立評価を明記した。
  • 前回の finding ID、level、score、verdict、解消履歴は引き継がず、評価結果を最新状態へ上書きする既存方針を維持した。
  • 前回 finding の引き継ぎ範囲と評価指示を単体テストで確認した。

5. 関連ドキュメント ​