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キー値
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specdojo.conclusionSpecDojo を仕様道(Spec-Dō、the way of specification)の道場と呼ぶ。仕様駆動開発とは名乗らない。表記・標語・比喩の範囲と、守破離と approach の対応を定めた

PJR-QGP4 SpecDojo の呼び方を仕様道(Spec-Dō)にする ​

1. 背景 ​

README・docs サイトのトップ・概要ガイドは、SpecDojo を「仕様駆動開発のためのドキュメントフレームワーク」と呼んでいる。仕様駆動開発(Spec-Driven Development, SDD)は、2026 年の市場では仕様から AI にコードを書かせる手法を指し、Spec Kit・Kiro・OpenSpec が代表である。prj-0001:pjr-nyzr-adoption-strategy で SpecDojo を「仕様と設計を作り、運用まで保つ基盤」と位置づけ、SDD のツールとは名乗らないと決めたため、この呼び方は位置づけと矛盾する。

利用者の要望は、SDD のように一言で分かり略しても分かりやすいこと、道場の比喩を使うことである。調べた結果、英語圏で「spec」を軸にした言葉(Specification Engineering、SpecOps、Spec as Code、Living Specs)は、いずれも SDD の文脈で既に使われていた。日本語の「型駆動」は Type-Driven Development と、略語の KDD はデータマイニングの国際会議と、Dojo-Driven Design は DDD(Domain-Driven Design)と衝突する。「SpecDo」「Spec-Do」という名前のツールや方法論は見つからなかった。

2. 検討した選択肢 ​

選択肢内容利点懸念
A: 要求・設計のライフサイクル管理BABOK の知識エリア(Requirements Life Cycle Management)にそろえる確立した概念で、PM やビジネスアナリストに説明しやすい硬い。一言で覚えにくい
B: 仕様と設計を育てるフレームワーク日常の言葉で「作って保ち続ける」を言うやわらかく伝わる略語にならない。道場の比喩が入らない
C: Kata-Driven Specification(KDS)型に沿って仕様を作る手法として SDD に似た略語にするSDD と並べて理解されやすい日本語では「型」を避ける必要がある。SDD の仲間と見られる
D: 仕様道(Spec-Dō)(採用)柔道・剣道のように仕様を「道」として稽古する。SpecDojo は仕様道の道場一言で覚えやすく、衝突しない。名前の由来がそのまま方法論になり、道場の比喩が仕組みを説明できる英語の話者は動詞の do と読みがち。和風の演出が過剰に見えるおそれ

3. 決定内容 ​

選択肢 D を採る。SpecDojo を「仕様道(Spec-Dō、the way of specification)の道場」と呼ぶ。「仕様駆動開発のためのドキュメントフレームワーク」という呼び方はやめ、仕様駆動開発には「そのツールの上流で仕様と設計の体系を担う」と関係として触れるにとどめる。

表記と比喩の規則は次のとおりとする。

項目規則
日本語仕様道(Spec-Dō)
英語Spec-Dō — the way of specification。冒頭で「dō(道)は judō や kendō と同じく the way の意味」と 1 行説明する
記号を使いにくい場所Spec-Do。説明の文では Spec-Dō に統一する
ツールとの関係SpecDojo is the dojo where you practice Spec-Dō.
標語決めて、書いて、鍛え続ける。(英語: Decide. Write. Keep sharpening.)。2026-10-08 に「決めて、書いて、腐らせない」から変更した。説明の文では「判断を記帳し、型に沿って実戦で書き、評定で鍛え続ける」と仕組みを語る
使う比喩dojo・kata・dō・shu-ha-ri(守破離)・稽古に限る。ninja・samurai・zen などは使わない

道場の比喩と仕組みの対応は次のとおりとする(2026-10-08 に利用者との対話で確定。当初案の「稽古・審査・稽古日誌」を改めた)。既存の Kata・Waza・Ryu(型・技・流)の体系に合わせ、技(CLI の機能)の名前は活動の言葉でそろえる。

道場の言葉SpecDojo の仕組み
型(Kata)rulebook・recipe・sample・template
技(Waza)specdojo CLI
流(Ryu)approach
記帳register。起票から状態の遷移・決定・完了までを記録し続ける。最初の操作(register add)は「起票」と呼ぶ
実戦exec。型に沿って実際の成果物を作る
評定grade。型に照らして品質を 0〜4 で評価する
講評review。評定を入力に、タスクの完了を判断する

各流(approach)には、表示と文書で使う名前を付ける。CLI と設定の値は互換性のため変えない。

approach名前意味
fully-guided守型をそのまま守る。rulebook・recipe・sample・template をすべて使う
recipe-guided破型を崩して工夫する。recipe の問いと観点だけを基準にする
freeform離型から離れ、完了条件と根拠から組み立てる
bootstrap型起こし成果物と、その型を同時に初めて作る
retrofit見取り見取り稽古のように、既存の実装を読み取って成果物に反映する
cross-deliverable-dedup型寄せ複数の成果物の重複を、正本の 1 つへ寄せる
*-maintenance手入れrulebook などの型を見直す(例: rulebook の手入れ)
finalize免許人が確かめ、成果物を ready と認める
bootstrap-finalize皆伝型起こしで作った成果物と型を、まとめて認める

4. 採択理由 ​

  • 一言で覚えやすく、略語を作らなくても短い。調べた範囲で衝突がない。
  • 名前の SpecDojo(Spec の道場)の由来がそのまま方法論の名前になり、道場の比喩が飾りではなく仕組み(kata・grade・register・approach)を説明できる。
  • 武道の言葉(code kata、coding dojo、Shu Ha Ri)は英語圏のソフトウェア開発で既に定着しており、日本人以外にも受け入れられやすい。英語圏での受け止め方は、英語の README を出す段階で実際の反応を確かめる。

5. 承認 ​

項目内容
決定者indie
決定日2026-10-08
承認方式commit
証跡利用者が orchestrator との対話で仕様道(Spec-Dō)を指示し、本個票の更新を commit した
  • 承認方式は commit または PR を記載する。PR の場合は証跡に PR URL と merge SHA を本文テキストで記載する。
  • 不可逆・高リスク・framework schema 破壊的変更に該当する決定は PR 方式で承認する。

6. 影響範囲とフォローアップ ​

項目内容
影響範囲README、docs サイトのトップ、概要ガイド、package.json の説明、philosophy や waza ガイドなど比喩を使う文書
必要な対応冒頭の文と説明を直す todo を起票する。英語圏の反応の確認は、普及戦略の段階 2 で行う
追跡先PJR-0WYM(README と概要の呼び方の反映)

7. 関連ドキュメント ​