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frontmatter
キー値
specdojo.idprj-0001:pjr-jftc-sch-assessment-retirement
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specdojo.conclusionsch-assessment を廃止し、strategy の approach_rules による intent 宣言、都度収集する成果物・Kata facts、保存済み grade から approach を決定論的に導出する構造へ移行した。7 種の intent はすべて approach_rules[].intent で表現でき、local_ids により同一 phase set 内で intent が分かれる場合も宣言できる。専用 schema、CLI の schedule assessment、agent prompt、実データ 3 件、専用テストを削除し、approach 決定から agent 起動を排除した。入力が欠ける場合は undecided を保存せずエラー停止する。

PJR-JFTC sch-assessment の廃止可否を判断し approach の決定論的導出へ移行する ​

1. 概要 ​

sch-assessment は track 単位で成果物と kata の整備状況を評価し、recommended_approach を導く。schema の description が示すその存在理由は、agent が書いた judgment を保存し、後続の生成器が agent を再実行せずに済むようにすることである。

PJR-49D2 の品質評価(specdojo grade)を導入すると、KataJudgment の 4 つの check のうち 3 つが grade で代替でき、残る target-fit も facts.kata[].declaration でほぼ事実として決まる。agent 判定として残るのは intent のみとなる。

intent を strategy 側の宣言で表現できれば recommended_approach は決定論的に導出でき、agent 再実行を避けるための保存という存在理由が消える。判断の履歴は exec plan が既に保持しているため、成果物としての sch-assessment は不要になる見込みである。

本項目では intent 宣言化の可否を検証し、可能なら sch-assessment を廃止して schedule 生成時の都度導出へ移行する。廃止しない場合に限り、名称が汎用語で品質評価と紛らわしい問題への対処として改名を検討する。

2. 完了条件 ​

  • TaskIntent の 7 種すべてについて、strategy 側の宣言で表現できるかを検証し、結論が記録されている。
  • 廃止する場合は、recommended_approach が strategy の宣言、facts、grade から決定論的に導出され、agent を起動せずに schedule を生成できる。
  • 廃止する場合は、docs/ 配下の sch-assessment-<track>.yaml と生成ページが削除され、schema と実装が整理されている。
  • facts をキャッシュとして残す場合は、docs/ 配下の成果物ではなく .specdojo/ 配下へ置かれている。
  • 導出できない入力に対しては、暫定値で進まずエラーとして停止する。
  • execution 配下の plan / result は書き換えていない。
  • 廃止しない場合は、改名の要否と改名先の名称が決定されている。
  • npm run check が通る。

3. 作業内容 ​

No作業担当状態メモ
1intent 宣言化の可否検証ARCdone7 種すべてを approach_rules で表現可能と確認
2廃止可否の判断ARCdone派生値の重複保存となるため廃止を決定
3決定論的な approach 導出の実装ARCdonestrategy の宣言、facts、grade から都度導出
4facts の扱いの決定ARCdone収集が軽量なためキャッシュせず都度収集
5sch-assessment の削除と実装整理ARCdoneschema、実データ、CLI、agent prompt、専用テストを削除
6規範文書の更新ARCdonesch-rulebook、dct-rulebook、command-reference ほか更新

3.1. grade が代替できる範囲 ​

KataJudgment は 4 つの check の全 pass で usability: usable を決める。この 4 つと grade の軸は次のように対応する。

check内容代替手段
substantive-content空・プレースホルダ主体でないかgrade の該当観点(実質的内容の充足)
internal-consistency同じ set の他 kata と致命的矛盾がないかgrade の該当観点(文書内・文書間の整合)
standard-alignment現行 rulebook / schema と整合しているかgrade の該当観点(規範との整合)
target-fitその成果物向けの内容かfacts の declaration でほぼ決まる

観点と grade の対応の具体的な割り当ては、PJR-49D2 の観点一本化設計で確定する。

target-fit は文書単体の品質ではなく成果物との対応関係の判定であるため grade の対象外だが、facts.kata[].declaration が declared または conventional であれば規約上その成果物向けである。agent 判定が必要なのは、宣言はあるが中身が別物という異常系に限られる。

3.2. 決定論化のボトルネックは intent ​

recommended_approach は intent と usability から決定的ルールで導出される。したがって usability が決定論化された後、残るボトルネックは intent だけである。

intent は成果物や kata の品質からは導けない。同じ状態の成果物に対して実装を反映したいのか重複を整理したいのかは、プロジェクトの目的の問題である。schema の description も、kata readiness で決まるのは author-deliverable のみであり、他は目的別のフェーズであると明記している。

sch-strategy.schema.yaml には phase_set 単位で既定 approach を宣言する仕組みが既にある。同様に intent を宣言できるかを検証する。同じ phase_set 内で成果物ごとに intent が分かれるケースを表現できるかが焦点となる。

3.3. 廃止した場合の構造 ​

text
strategy(intent を宣言)+ facts(コードが収集)+ grade(品質の事実)
  → recommended_approach を決定的に導出(agent 起動なし)

判断の履歴は exec plan が保持する。plan には approach が記録され、履歴として蓄積されるため、過去の判断の追跡はそちらが正本となる。決定論的な導出結果を版管理下の成果物として別途保存すると、派生値の重複保存になる。

導出できない場合は暫定値で進めず、入力不足としてエラー停止する。追跡が必要な問いは登録簿の question として起票する。

facts の収集コストが問題になる場合は、.specdojo/doc-index.json と同じ位置づけのキャッシュとして残す。この場合も docs/ 配下の成果物としては存在しない。

3.4. 検討した代替案(不採用) ​

検証の結果、7 種の intent はすべて宣言で表現できたため、以下の代替案は採用していない。判断の過程として記録に残す。

intent の宣言化が一部のケースで成立せず agent 判定が残るなら、その judgment を保存する場所が必要になる。その場合は sch-assessment を縮退させたうえで、名称が汎用語で品質評価と紛らわしい問題に対処する。

このとき主責務が readiness 評価ではなく approach の決定であれば、sch-readiness よりも sch-approach が実態に合う。readiness の事実は grade と facts が保持するためである。

改名する場合、参照は 63 ファイルに及ぶ。execution 配下の plan / result 42 件は当時の実行事実の記録であり、遡って書き換えない。新旧の名称が履歴に混在することは許容し、改名した事実と時期を規範文書へ記す。

3.5. 検証結論 ​

  • 7 種の intent はすべて approach_rules[].intent で表現できる。成果物単位の local_ids により、同じ phase set 内で intent が分かれる場合も別 rule として宣言できる。
  • improve-kata は kata_target、bootstrap-kata-set と confirm-with-kata-set は bootstrap_scope を追加すれば、必要な入力を欠落なく表現できる。
  • facts はファイル参照とメタデータ読取で都度収集できるためキャッシュしない。grade は各 Kata 文書のメタデータを正本とする。
  • sch-assessment は派生 facts と導出結果の重複保存になるため廃止し、既存 3 track の実データも削除する。過去の execution plan / result は実行記録として維持する。

4. 対応結果 ​

sch-assessment を廃止し、strategy の approach_rules、都度収集する DCT / Kata facts、保存済み grade から approach を決定論的に導出する構造へ移行した。7 種の intent はすべて schema で宣言でき、必要入力が欠ける場合は undecided を保存せず strategy 生成をエラー停止する。

専用 schema、CLI の schedule assessment、agent prompt、実データ 3 件、専用テストを削除した。Planning カタログから assessment 成果物を外し、既存 3 strategy へ approach_rules を追加した。facts のキャッシュは設けていない。

5. 関連ドキュメント ​