PJR-K6KB grade.ts の責務ごとの分割
1. 概要
src/grade.ts(3,561 行)を CLI の登録・対象の探索・plan の生成・適用の責務ごとに分ける。動作は変えない(v0.3.0 の公開後)
2. 完了条件
リファクタリングの段取り(2026-10-14、利用者が承認)の段 3。対象は src/grade.ts(2026-10-14 時点で 4,110 行)である。
対象の責務と宣言(2026-10-14 時点の名前。行数は目安):
- grade の値の扱い: 直列化(
serializeGradeなど)と finding の挿入(insertFindingsなど)。ファイルの先頭から約 800 行。 - 対象の探索:
loadDeliverableCatalog、discoverGradeTargets、matchesParsedGradeTargetFiltersと、pipeline の状態(parseGradePipelineState、recordGradePipelineStage)。約 830 行。 - plan の生成:
deterministicResults、gradePlanEmbedding、renderGradePlanWithEmbedding、renderGradeReporterPlan、writeGradePlans。約 640 行。 - 提出の検証と適用:
parseGradeExecutorAnalysis、doneCriteriaFidelityIssues、convertGradeExecutorOutput、validateGradeReporterFidelity、validateDoneCriteriaInput、validateGradeSubmission、scoreDocument、applyGradeSubmission。約 930 行。 - Markdown の grade と移行:
gradeMarkdownDocument、migrateInlineGrades。約 300 行。 - コマンドの登録:
registerGradeCommand(608 行、10 のサブコマンド)。サブコマンドごと、または関係の深い組ごとのモジュールへ分ける。
条件:
- 上の責務ごとのモジュールへ移す。ファイル名は既存の
src/grade-result.tsに揃え、grade-で始める。 - 移すだけにし、ロジックは変えない。分割の途中で不具合や改善点を見つけても直さず、result に書く。
src/grade.tsが現在 export しているものは、すべて同じ名前でsrc/grade.tsから import できる(移した先から再 export する)。既存のテストは import のパスを含めて変更せずに通る。テストの追加は妨げない。registerGradeCommandはsrc/grade.tsから引き続き export し、各モジュールの登録関数を呼ぶだけの関数にする(目安 150 行以下)。- 分割の前後で、
gradeとその全サブコマンドの--helpの出力が一致する。前後の出力をtmp/に保存して比べ、比べたコマンドの一覧と差分がないことを result に記録する。 - 新しく作るモジュールはそれぞれ 1,000 行以下とする。新しい循環 import を作らず、移した先のモジュールから
src/grade.tsを import しない。 - モジュールの構成に触れている設計書があれば更新する。
- 親の検証(lint-ts・lint-fm・lint-md・typecheck・test-unit・test-integration・validate-schema)が通る。
3. 作業内容
| No | 作業 | 担当 | 状態 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 分割の前の --help の出力を tmp/ に保存する | DEV | done | grade と全サブコマンド |
| 2 | 責務ごとのモジュールへ移し、src/grade.ts から再 export する | DEV | done | 12 モジュールへ分割 |
| 3 | 分割の後の --help の出力と比べ、テストと検証を通す | DEV | done | 差分なし |
| 4 | result に、移したものの対応表と残った行数、見つけた改善点を記録する | DEV | open | reporter が記録する |
4. 対応結果
src/grade.ts の公開 API を保ったまま、grade 値、対象探索、pipeline 状態、plan 生成、提出の検証と適用、Markdown grade、CLI 登録を grade- で始まる責務別モジュールへ移した。registerGradeCommand は各 CLI 登録モジュールを順に呼ぶ 22 行の入口とした。新規モジュールは最大 915 行で、循環 import はない。
分割前後の grade と全 9 サブコマンドの --help を比較し、差分がないことを確認した。移動対象の名前付き関数 124 件は、空白を除いた関数本体が分割前と一致した。親 runner が lint、型検査、単体・統合テスト、schema 検証を実行する。分割中に、別タスクで対応すべき不具合や改善点は見つからなかった。
5. 関連ドキュメント
- prj-0001:pjr-qcmp-register-commands-split: 段 2。共通の完了条件を試した。
- prj-0001:pjr-th4b-eslint-max-lines-guard: 分割後の行数の上限。