PJR-NJJ7 register を業務の起点とし、track の仕事を epic 型で管理する
1. 背景
register を業務の起点・着手承認・完了判断の層とし、track ごとの epic(新しい type)から子 todo で catalog・sch-strategy・sch-track を作成し、schedule で流す構成へ変える
- 現行のガイドは、register と schedule を同格の別の実行経路とし、schedule へ移った作業を register で二重管理しないと定めている(specdojo:register-operation-guide の
登録簿の位置づけ、specdojo:exec-operation-guide の実行経路の使い分け)。 - 実際の業務は register の todo で進めることが多く、まとまった仕事を成果物の単位へ分解して schedule で流す運用の方が扱いやすい。
- 現行の構成には、track の着手と完了を判断・記録する場所がない。カタログ作成の todo を close した時点で、register の記録が途切れる。
2. 検討した選択肢
| 選択肢 | 内容 | 利点 | 懸念 |
|---|---|---|---|
| A | todo のまま targets で track を指す | 新しい概念が要らない | 実行からの除外や、完了を子から導く特例が todo に入り込む |
| B | todo に区分のフィールドを足す | type は増えない | 実質は別の type なのに、区分の値を見ないと分からない |
| C | 新しい type epic を作る | ふるまいの違いを type で表せる | type が 1 つ増え、覚える概念が増える |
名前は epic・workstream・initiative・milestone・phase・track を比べた。workstream と track は schedule の track と区別しにくく、milestone と phase は sch-milestones.yaml や phase gate と衝突し、initiative は戦略の色が強い。
3. 決定内容
案 C を採り、register を業務の起点・着手承認・完了判断の層とする。
- 新しい type
epicを設け、track ごとに起票する。 - カタログ作成、sch-strategy 作成、sch-track 作成は、
epicから--fromでつないだ子 todo とする。 - 途中の進み具合は schedule が持ち、
epicは着手と close だけを持つ。 epic自体はexec run --registerで実行しない。catalog_statusは、カタログ作成の todo の close から導く。- timeline は当面残し、着手の順序と依存の検証を担わせる。
epicの close は人が判断する。判断の材料として、dashboard に track の進み具合を表示する。
4. 採択理由
epicは todo と、実行(自身は実行しない)・期間・完了の判断(子と schedule から判断する)・中身(作業のまとまり)が異なる。変える手間ではなく本質的な意味で判断し、type を分ける。epicは schedule の既存の用語(track・milestone・phase)とぶつからず、分解して進める大きな仕事として広く通じる。schedule を使わずに子 todo だけで分解する使い方にも当てはまる。- track ごとにすると、カタログ・strategy・sch-track の単位と一致する。wave ごとにすると、遅い track に引きずられて close できない。
catalog_statusの手での更新漏れは、specdojo:timeline-design-guide でもアンチパターンに挙がっている。
5. 承認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決定者 | indie |
| 決定日 | 2026-10-28 |
| 承認方式 | commit |
| 証跡 | 本個票の close の commit |
- 承認方式は
commitまたはPRを記載する。PRの場合は証跡に PR URL と merge SHA を本文テキストで記載する。 - 不可逆・高リスク・framework schema 破壊的変更に該当する決定は
PR方式で承認する。
6. 影響範囲とフォローアップ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 影響範囲 | register の type と schema、exec run --register の対象の判定、timeline の catalog_status、dashboard、関連ガイド |
| 必要な対応 | 下記 3 件の todo |
| 追跡先 | 本項目から --from でつないだ todo |
- ガイド 3 本の書き換え(register-operation、exec-operation の
実行経路の使い分け、timeline-design)。 epicの type の実装(schema、register、exec の除外)と、catalog_statusを導く処理、dashboard への表示。- カタログと strategy を作るための approach の追加。